2017年3月17日金曜日

品川の下町、立会川でセンベロハシゴ② ホルモン焼の暖簾ながら魚が抜群に安くて旨い「お山の大将」で名物のメガ目玉焼き

名店鳥勝でエンジンもすっかり暖まりました。
二軒目は再び京急立会川駅へ戻り、そのまま高架をくぐって浜側へ。


5分ほど歩いてお山の大将へ。
やきとん道場というキャッチ。
芝浦食肉市場が近いこのエリアは、もつ焼きの店が多いのです。


ホルモン焼と染め抜かれた暖簾がナイス。


カウンター席が辛うじて空いていました。
人気店に2軒連続入れるとは、今日は運がいい。


突き出しはマカロニサラダと茹で豚モツ。


残念ながらホッピーはありません。
私は酎ハイ、Kさんはウーロンハイで乾杯。
私が頼んだ酎ハイは曜日限定サービスの180円


さあ、組み立てを考えましょう。
酒飲みには一番楽しい時間です。


もつ焼きの店とはいいながら、一品も充実。


しかし、さっきから気になるのはホワイトボードに書かれた本日のオススメ。


魚料理がかなりの充実ぶり。
しかも、書き間違えかと思うほどの激安価格です。


生本まぐろホホ刺350円
活きの良さが色艶からもわかります。
歯ごたえのある食感がユニークな部位。


「大将おすすめ!」というレバーのたまごあえ
450円



卵黄を炙ったレバーに絡めます。
本日二度目の卵黄責め。


外はコリッと、中は弾力のあるレバーの食感はコリコリしています。
これに卵黄が絡むのですから、文句なしの旨さ。


私は緑茶割りに切り替えます。
再び乾杯。


最初に頼んだカンパチカマ焼
これで100円とは、何かの間違いではないでしょうか。


こんなに食べるところがあるのです。


続いてはまぐろの尾の身焼。
これはなんと50円!


まぐろの尾の身といえば、魚市場のセリでマグロの質を見分けるために切り落とされるところ。


捨てられる運命にある部位ですが、そのまぐろの質が良ければ当然尾の身も旨かろうというもの。


この人がお山の大将でしょうか。
厨房を手際よく一人で切り盛り。
調理スタイルから察するに中華系の出身と見ました。
若いホール係のお兄さんとのツーオペで、自ら手空きの時には洗い物をしています。
飲食店の原価で最も高いのは人件費。
低価格の実現は、こんなところにあるのです。


10個まで550円の均一料金という名物のメガ目玉焼き
マックスの10個を頼んでいるグループがいましたので、大将に断って撮影させてもらいました。


フライパンにミッシリと生卵。
余りにも量が多くて、「焼く」というより「煮る」という感じ。
上にかかっているのは魚粉でしょう。


これがメガ目玉焼き10個!
その下には刻みキャベツが顔を覗かせています。


また違うアルコールを頼むことにします。
貼り紙に書いてあるドライハイボールを頼みました。
350円


我々も目玉焼きを頼むことにしました。
「何個焼く?」
と大将。
「3個で」
と私。
待つことしばし。
出てきた目玉焼きは、三個でもこの盛り上がり。
ジョッキが小さく見えます。


大阪赴任時代、メガ盛りの聖地喫茶Yで、やはり卵10個まで同料金のメガタマゴサンドで5個食べたことがありますが、もうそんなに若くありません。
いくらたまご好きとは言っても限界があるのです。


山のように振りかけられた魚粉で、一見何の料理かと思うほどのビジュアルです。


それぞれの卵黄に箸を入れます。
たまご好きには至福の瞬間。
まるで火山から流れ出るマグマのようです。


目玉焼きの下にはマヨネーズがかかった山盛りの刻みキャベツ。
「これはヘルシーだね」
と私はKさんに話しかけますが、冷静に考えれば、全くヘルシーではありません。


すっかり満腹、大満足ですが、もう少し飲みたいという彼女の希望。
せっかく大阪から来たのですから、リクエストにお応えする事にします。
お会計を済ませて3軒目へ。




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夜総合点★★★☆☆ 3.6

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