2015年3月7日土曜日

冷たい雨の降る土曜日の夜。地元与力町の小料理「竹うち」で旨い魚を摘みながらまったりとひとり酒

今日はあいにくの雨。
午後からは冷たい雨が本降りになってきました。
こんな日はゆるりとひとり酒。
「竹うちだな」
とひとりごち、店が仕込みの時間を見計らって予約を入れ、19時に暖簾をくぐりました

与力町の小料理竹うち


まずは冷えた生ビールから。
ここの奥さんはビールの入れ方が上手い。


正面の黒板を眺めながら組み立てを考えます。
とはいえ、気ままなひとり酒。
あまりこだわる必要もありません。


野菜不足を意識してほうれん草菜の花からし和え


春の訪れを感じます。


お酒は赤霧島のロックに。


かきホイル焼き
この前はバター焼きでした。


こちらは冬の味覚の代表選手。
冬から春へ、季節の移ろいを感じる品定めをしてみました。
ひとり酒を飲みながらのひとり遊び。


シーズン終わりが一番肥えているというカキ。
確かにその通りです。


ポン酢に浸けて。


よく冷えたトマト
栄養バランスだけではなく、口中をさっぱりさせる効果大。


暖簾をくぐった時は満席でしたが、次第にお客さんも帰り、席にも少し余裕ができました。
奥さんが私のブログを読んだのか
「この前、ツーリングで湯浅に行かれましたよね?行かれたお醤油屋さんの近くが主人の実家で、光の湯の近くが私の実家なんです」
「え、そうなんですか!?それは偶然でしたね」
珍しく手隙のご主人を交えて3人で湯浅の話。
これだから、馴染みの店のひとり酒は楽しい。


今日は刺身よりも焼魚か煮魚の気分。
鯛あらだきが目に止まりました。


何度か友人と来た時などに頼んでいますが、記憶もあいまいで、出てきた時は想像以上に大きくてびっくりしました。


あらは大好物。


一つ一つ部位に応じた攻略方法があります。
箸と口と手を駆使して身を残さずに食べる楽しさ。
カニを食べる楽しみにも通じます。


私が黙々と鯛と格闘している間、マスターご夫婦は私を放っておいてくれます。
それも、またこの店らしい思いやり。
奥さんがさりげなく新しいおしぼりを置いていきました。


綺麗に頂きました。
この後はマイブームの煮汁TKG。


奥さんに卵かけご飯のセットを頼みます。
「この前、ブログで見たのと同じように食べたいっておっしゃるお客さんがいましたよ」
「僕のを見て、ですか?」
「ええ、そうです」
何だか責任重大だな。


ご飯は少な目で。


このお新香が美味しい。


ここの卵は濃厚な黄身の色。


ご飯に落とした生卵の上に煮汁を掬ってかけます。
あらの小さな身も残さずに。


これを撹拌します。


この程度の粗めが丁度いい。


お新香をのせてズルズルっとお茶漬け風に。
一気に頂きました。


思いもかけず煮魚からのTKGとなったために、取り置いてもらった鯖棒寿司がお腹いっぱいで入りません。
「すいません、持ち帰らせてください」
竹皮で包まれた鯖の棒寿司を手に下げて、雨の降る町を自宅へと帰りました。



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やっと来れた人気の行列店、内本町の「ゼロワンカレー」で土曜日限定のビリヤニセットにオプションのカキのココナッツペッパーフライ。プレートの上で混ぜれば、そこは南インドの小宇宙

評判はブログ友達から聞いていて、ずっと行きたかったのですが、なかなかタイミングが合いませんでした。
平日ランチに行くには会社から遠すぎ、休日も行列と聞いて二の足を踏んでいたのです。
今日は朝から雨模様。
近場にツーリングに行くつもりでしたが、それも無理。
ぽっかり空いた休日のイベントに相応しい外食だと思いつきました。

本町通に面したビルの地下の飲食店街。


 名にし負うゼロワンカレー


並び始めたのは12時45分。
私の前にはお一人でしたが、私の後ろにはたちまち5、6人が行列を作りました。
待ちながらフェイスブックを眺めていると、なんと支社のグルメ御意見番にして「Walkingあまからの二つ名を持つT女史が来ているようです。
しかも開店前にポールポジションを取りながら、開店が大幅に遅れるというアクシデントに見舞われたとか。


店内に招じ入れられたのは20分後。
そして私はその彼女の横に座ることとなりました。
何たる奇遇。
彼女は見事にインド式に手で食べています。
さすが。


土曜日はビリヤニの日。
今日はビーフビリヤニのセットです。
私は初めてなのでTさんに注文のシステムを確認します。

この店は20代の若い店主が一人で切り盛りしているので、彼のペースでしか物事が進行しません。
段取りはお世辞にもいいとは言えませんが、一生懸命美味しい料理を出そうとしていることはヒシヒシと伝わってきます。
彼が次のお客さんの注文を聞ける体制になった時に、ようやく声がかかりますので、その時にオーダーを伝えます。
もっとも料理は一種類なので、オプションを頼むか、サイズはどうするか、飲み物を頼むか、といったシンプルなこと。


料金は前金制。
お料理が出てきた時に支払うシステムです。


注文を聞かれてからビールとグラスを冷蔵庫に取りに行きます。
セルフサービスなのです。


冷蔵庫の横にある栓抜きで開けてから、席に戻ってグラスに注ぎます。


これが本日のビーフビリヤニセット


店内では10分待ちました。
ようやく噂のゼロワンカレーとご対面。


ビーフビリヤニ。


炒り卵とチキンのペッパーフライ。
大根アチャール(漬け物)。 


新玉ねぎカチュンバルサラダと清見オレンジのパチャディ(和え物)


里芋のサンバル。


カキのココナッツペッパーフライ。
Tさんに薦められましたが、カキ好きの私は、言われるまでもなく当然選ぶオプション。


ライスをかき分けると柔らかい牛肉が現れました。


大きな里芋。


大好物のカキ。
今日も食べれられて幸せです。


それぞれの料理を一口ずつそのまま食べて個々の味を確かめた後、混ぜ合せます。


里芋のサンバルもかけて。


南インドの小宇宙がプレートの上に誕生しました。


口に含むと、複雑なスパイスが見事に調和して素晴らしい味。
食べ進むうちにじんわりと身体が温まって行きます。
汗をかくようなタイプの辛さではなく、心地良いスパイシーさ。


ほっこりとした里芋。
日印合作です。


大盛にしたわけではありませんが、かなりのボリューム。
この辺りでペースが落ちてきましたが、無事完食。
実に美味でした。


すっかり大満足のサタデーランチ。
是非また来てみたいけれど、そのチャンスはいつ訪れるでしょうか。
食べた食器を片付けて、若い店主に渡し、店を出ました。
外の雨は、かなり強くなっていました。




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ゼロワンカレーインドカレー / 谷町四丁目駅堺筋本町駅天満橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5