2015年10月6日火曜日

7泊8日北陸ツーリング⑫【3日目】 今日の能登半島ツーリングの後半コンセプトは、「まれ」のロケ地を訪ねる旅

金沢を出発し、なぎさドライブウェイから能登金剛を巡ってきた今日の能登半島ツーリング。
今日の最終目的地は輪島ですから、西半分を半周することになります。
ヤセの断崖関野鼻を過ぎると、能登西岸沿いを走る道も視界が開けて来ます。
今日のツーリングの前半のコンセプトは松本清張「ゼロの焦点」でした。
後半はNHKの朝ドラ「まれ」のロケ地を訪ねます。
最初のスポットは琴ヶ浜


砂の上を裸足で歩くと「キュッキュッ」と音がする泣き砂の浜として有名な浜です。
鳴き砂は全国でも30ヶ所余りしかありません。
夕暮れには、水平線に沈む夕陽が空と海を赤く染め、幻想的な光景が広がります。


2003年に海水浴場として整備され、奥能登の夏を満喫できる新たな名所となっています。


「まれ」のオープニングで希が踊っているのは、この場所です。
美しい能登の夕日をバックに白い衣装で踊る姿が印象的でした。


砂が泣いてくれるかと思って色んな歩き方をしてみましたが、残念ながら確認できませんでした。




国道249号線を離れて、石川県道38号線へ入ります。
これから向かうのは、海岸線沿いには道路が繋がっていない、輪島市七浦という大変不便な集落です。


狭い道を山越え。
この県道の先がメインのロケ地、輪島市大沢集落。
ドラマでは外浦村という設定の場所ですが、マイカーや観光バスが押しかけて、離合困難なこの道は大変なことになったと聞きます。


その県道38号線から更に別れて県道266号線へ。
ピストン道路と言われる、特定集落にしか行けない道。


大角間(おおかくま)と書かれた道に入ります。


いよいよ道は狭く険しくなってきました。


それでも、こんな山奥に集落があります。


急に視界が開けました。
今日は天気が良いので、能登の美しい空と海が一望です。


このあたりは百成大角間(どうめきおおかくま)の畑
「まれ」のオープニングの最後、たくさんの村人たちが、畑の真ん中の大きなテーブルに駆け寄るシーンがあります。
正確な場所はわかりませんでしたが、この畑のどこか、です。
誰かに尋ねようにも、誰もおらず
「確かこのあたりだったかなぁ」
という所をカメラに収めました。
訪れてみると、かなり高低差のある段々畑で、農作業はかなり大変そうです。
ロケ車をどこに止めたのか、と思う位狭くて険しい道でした。




そのまま農道を海岸線に一気に下りて行きます。
輪島市七浦の集落。
能登半島の北海岸です。


希たちが通う外浦小学校の設定となっていた、七浦中学校




海岸沿いに、県道の一本裏の狭い路地を走ります。


キング美容室


ドラマでは「サロン・はる」という設定。




ここから、メインロケ地となった大沢集落は、海岸沿いの東にあたりますが、陸路でいくことはできません。
さきほど来た道を県道38号線まで戻ってから、また北上して海岸に向かわなければ ならないのです。

険しい山道を超えると、突然海に出て来ました。
輪島市上大沢の集落です。
この地域特有の「間垣」と呼ばれる垣根が張り巡らされています。


ここから西には、先ほどの七浦集落まで5.5㎞の遊歩道が整備されています。
しかし、車は通行できないので、大きく迂回してきたわけです。


能登半島の北海岸線沿いに、大沢集落に向かって東に走ります。




断崖絶壁を切り拓いた狭い県道を走ります。
バイクツーリングは気持ちいいですが、生活する人は大変です。


小さな湾と漁港のある集落に出て来ました。


ここが「まれ」のメインロケ地、輪島市大沢の集落です。


「間垣」と呼ばれるこの垣根は、苦竹(にがたけ)という細い竹を並べて作ったもの。
それが海沿いにびっしりと張り巡らされています。


「間垣」によって、夏は日光を遮って涼しく、冬は冷たい季節風を和らげて暖かく過ごすことができます。
更には、乾燥した竹垣が季節風から湿気を吸収する吸湿効果や、海鳴りや風の音を和らげる防音効果もあるのというのですから、古くから継承されてきた素晴らしい生活の知恵。


ところどころ間垣に穴が開いているのは、人や車が出入りするため。


ここは「まれ」のファンならすぐわかる外浦町役場


取り壊し予定だった元商店をセットに転用し、現在もそのまま残されています。
ドラマ放映中は大勢の人が押し寄せたそうですが、今日は誰もいませんでした。


この集落の鎮守、静浦神社


幼少期から学生の頃の希たちが、いろんな話をしていた場所です。


集落の上に上がってみます。


集落を見下すこの映像も、記憶に残るものでした。




大沢集落を後にして、石川県道38号線を輪島に向かって東に走ります。


県道にバイクを止めて、大きく身を乗り出すと、崖の下にちょっとだけ見える岬があります。


三ツ岩岬というこの場所は、田んぼの中をまっすぐな小道が真っ青な海に向かって伸びていて、そこを希や家族が歩いたり自転車で走ったりする心温まるシーンで登場します。


この場所に行くには、かなり回り道して崖を下りていかなければならず、時間の関係で県道からの撮影に留めました。




途中に眺めのよさそうな展望台がありました。


ゾウゾウ鼻というスポット。


ゾウの鼻に見えるそうですが、うーん、そうかなぁ。


遥か下に広がる大海原や西保海岸の曲がりくねった海岸線を一望できます。




さらに東へ。


少し平坦になってきました。
輪島市街はもうすぐです。


オープニングに出てくる祭りが行われいたのは、市内の漁港に近い住吉神社




輪島漁港に回ってみました。



この辺りは、劇中でも非常によく登場したシーン。




漁港にほど近いみなと橋という青い欄干の橋。
輪島市内を流れる河原田川に架かる最下流の橋。


高校時代の圭太が希に告白したのはこの場所。


その一本上流に架かる赤い鉄橋がいろは橋


圭太と希の青春の思い出の場所、と言えるでしょう。




その二人が通っていたのが、実在する石川県立輪島高校




そして希が就職した輪島市役所


時計は16時半。
そろそろホテルにチェックインしましょう。




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