2015年7月11日土曜日

義兄の墓参りで京都へ。母が好きな先斗町「欧風料理 開陽亭」に四半世紀ぶりに訪問し、鴨川を眺めながらランチコースを

義兄が50歳という若さで亡くなって早10年が経ちました。
今の私は、その彼を追い越す年齢。
人生はあっという間です。
今日は、京都の岩倉にある義兄の墓参り。
枚方の実家の母と姉の家族とは現地で待合せ。
京阪電車を出町柳まで乗るのも初めてなら、叡山電車にのるのも30年以上ぶり。


墓参りは往復の時間や墓掃除に時間がかかるものの、拝むのは一瞬。
高温注意報の出ている近畿地方、とりわけ京都の暑さは半端ありません。
汗だくになった私は既に相当体力を消耗しました。

30分に一本の京都バスで四条河原町へ。
先斗町の細い路地へと入ります。


欧風料理 開陽亭
1915年創業の老舗洋食店です。


12時と同時にお店が開きますが、丁度その時間にお店に着きました。
5名で予約。
席は二階でした。
鴨川と、その向こうに南座が見えます。
何度となく見た風景ですが、この店から見るのは、確か25、6年ぶり。
新婚時代に母と妻と京都を巡った時に寄って以来ですから、四半世紀は経っているのです。


以前は洋食弁当をよく食べていた記憶がありますが、今日は皆ランチコースにしました。
各々お好みで。
私はBコースのハンバーグステーキにしました。


改めて店内を見回します。
私の記憶とは全く違う風景。
それほど四半世紀の月日を実感します。


生ビールが運ばれてきました。
早逝した義兄に献杯。


プチオードブル。


本日のスープは野菜。


白ワインを貰いました。


このパンは中はふんわり、外はカリッとしていて美味しかった。


一緒に出てきたオリーブオイルを浸けて。


しばらく歓談する時間がありました。
ようやく全員のメインが同じタイミングで出てきました。
せっかくですから、お店の方にお願いして家族の記念写真を撮ってもらいました。
撮れるときに撮っておかないと、と最近すごく思うようになりました。
これから先の短い人生で、どれだけ皆が揃って食事を出来るかわからないからです。


ハンバーグはみっしりと肉が詰まっています。


ドミグラスソースは仄かに酸味を感じる深みのある味わい。
さすがに老舗の味。


もったいないので、パンにも浸けて。


そろそろ好物の目玉焼きにもナイフを入れます。


ワインは赤にしてもらいました。
昼間からゆったりと飲んで食べられる幸せ。


最後はアイスコーヒーで。


最後に来た時は、母も今の私より少し年上だったくらいでしょう。
すっかり老けて背中も丸くなり、足元もおぼつきません。
私を叱る口調だけは変わりませんが、最後にここでランチを食べた時の母とはすっかり変わっています。
もちろん私も立派な壮年。
自分が生きているうちに、またこの店で食べることがあるのかな、と思いました。



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欧風料理 開陽亭欧風料理 / 祇園四条駅河原町駅三条駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3

 

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