2014年11月21日金曜日

忘年会の予約を兼ねて、週末のひとり酒はお気に入りの店へ。地元東天満の「美尋」~「ホワイトラベル」

いつも仕事でつながりのある支社の部署の方々との忘年会を例年通り美尋で企画することになりました。
もうそんな季節です。
今年は少しメンバーを拡大、7名で鍋を囲むことにしました。
幹事を名乗りでた私は、皆さんの日程を調整、候補日を二つに決めました。
しかし、肝心の鍋に関してはクエとアンコウの希望が真っ二つに分かれました。

週末の金曜日。
予約を兼ねてその美尋へ。


暖簾をくぐって驚きました。
電話をして予約をしたときは、あっさり「いいですよ~」と奥さんが言っていたのですが、カウンターはもちろん、小上がりも満席。
そのカウンターの真ん中に一席だけ空きがありました。
相変わらずの繁盛ぶり。
常連さんの間に身体を滑りこませました。


カウンターの大皿料理から、こんにゃく牛蒡ぶり大根


こんにゃく牛蒡はしっかりと甘辛で唐辛子もピリッと効いています。
ビールのアテにピッタリ。


ぶり大根は実に味がよく滲みています。


ブリから出た脂を大根が吸い込んで、一段と旨味が増しています。


三岳をロックで。


お造りを盛り合わせてもらいました。
冬だから旨い、氷見寒ブリシオ
カンパチの若魚です。


氷見寒ブリは口の中に広がる脂が旨い。


シオはコリッとした食感。
どちらも酒が進む味。


「カブトは何かありますか?」
とマスターに聞くと
スズキがありますよ。塩焼きが美味しいですよ」
お勧めに従い、注文します。


頬肉。


目玉周りのゼラチン。


カブトやアラは、旨味の宝庫。
宝の山を丁寧に探索します。


カニを食べるように無言で身をせせる私。
他のお客さんはそれぞれに盛り上がっていますが、私は黙々と食べ進みました。
こんな時一人にしておいてくれるのも、馴染みの店の良さ。


ねこまたぎの完成です。


忘年会の予約は無事完了。
クエとアンコウを両方食べたいという我々の我儘な希望も
「ハーフ&ハーフやね、OK」
と鍋を2つ用意してくれることになりました。
もちろんクエ刺しとアンキモも。
幹事の役目を果たし、安堵した私は二軒目へ。



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いつもの止まり木ホワイトラベルへチェックイン。
もちろんハイボール


突き出しのタマゴサンドは、今日はハム入り。


インビテーションカードを貰いました。
12月1日で3周年。
私の大阪転勤と一ヶ月違い。
なんだか自分のことのようです。


金曜日の夜だというのに最初は一人。
「連休前だからみんなもう出かけているか、明日に備えて早く帰ったのかな」
とスタッフのKさんと話していたところに、常連さんが三々五々現れました。
そんなお客さんに支えられている私の大切な止まり木。
カウンターで一緒になった常連さんとの会話を楽しむうちに、酒は進み、夜も更けていきます。
明日は久し振りに朝寝坊しよう。



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北新地のヤドカリ型スリランカカレー店「デッカオ」。お気に入りのお店はどんどん美味しくなって、今や行列の店に


今日のランチはY部長とK君を誘いました。
カレーを希望するY部長のリクエストに応えて、オーソドックスな欧風カレーを出すステーキハウスボビノに向かいましたが、満席。

そこで、ちょっと変化球ですがスリランカカレーを提案しました。
私は大好きなのですが、彼らが大丈夫かどうか確かめてから店に向かいました。

カレーや デッカオ
永楽町通り、あのうどんの香川が1階に入っているビルの5階です。
エレベーターが開くと、強烈なスパイスの香り。
5階から運ばれてきたのでしょう。


この店は夜はバーとして営業しています。
しかし店名もオーナーも別。
ランチタイムだけデッカオが間借りして営業しているヤドカリ型のお店です。


エレベーターを下りて店の前に来て驚きました。
店の外まで行列が出来ているのです。
狭い店だし、店主一人で切り盛りしているので、今までも待つことはありましたが、ここまでの行列は初めて。
15分ちょっと待って、ようやく着席しました。

いつもニコニコ笑顔の若い店主もさすがに今日はてんてこ舞い。

私は日替わり本日のカレーセットを注文。


今日の日替わりはマグロでした。
スリランカカレーらしいシーフード。


スパイシーな香りとともに、カレーの到着です。


結構な量のサフランライス。


こちらは定番のチキンカレー。


こちらが本日の日替わりカレー、マグロ。
大きなマグロの切り身がゴロゴロ入っています。


トマトサラダ。
酸味のあるこのサラダも絡めて頂くと、味の変化が楽しめます。


まずはそれぞれの味を単品で楽しみます。
素材に応じたスパイスの味付けがナイス。
来る度に味が進化している気がします。
スリランカ人のお義母さんの薫陶と、彼の努力の賜物なのでしょう。


中盤からはお好みの分量を混ぜながら。
これがアジアンスタイル。
私が東南アジア系の料理が好きなのは、その味もさる事ながら、ワンプレートで自分の好みが作れる楽しさから。


お会計をする時に
「お待たせして申し訳ありませんでした」
と店主が平身低頭。
「いえいえ、繁盛してていいですね。美味しかったですよ!」
とお礼を告げて会社に戻りました。
かなり待ちましたが、充実、納得のランチタイムでした。



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2014年11月20日木曜日

東京のブログ友だちが来阪、オフ会はThat's Osakaの店をご案内。「たこ梅北店」~「梅田サンボア」~「サントリーバーおくだ」

東京勤務時代は個人ブログでは無く、食べログに投稿していました。
その頃のお友だちタナさんがお仕事で来阪されるとメールを頂きました。

食べログ時代は、私と同じ千葉県在住ということで、参考になるお店のレビューにお互いにコメントし合ったりしていましたが、実はお会いするのは初めて。
フェイズブックでも繋がっていたので、なんとなく実際に会ったことがあるような気になっていました。

投宿されている梅田のホテルにお迎えにあがり、一緒に地下街ホワイティ梅田へ。
ところがなぜかシャッターが降りています。
日頃天満で飲んでいるので、ホワイティ梅田の定休日が木曜日だという事を知りませんでした。
お連れしようと思った串かつヨネヤもお休み。

方針を変更し居酒屋が好きなタナさんが気に入りそうな大阪らしい場所へお連れすることにしました。
タナさんは香川県の出身。
全国を転勤で渡り歩いて来られましたが、大阪はほとんどご存知ありません。

新梅田食道街
小さな飲食店が迷路のような狭い通りに面して並んでいます。
「有楽町のガード下か、ニュー新橋ビルのようですね」
「ええ。でもここは天井が低いので、独特の雰囲気がありますよね」

東京から客人が来ると、時々ご案内するたこ梅にしました。
新梅田食道街には二店舗がありますが、少し狭い北店の暖簾をくぐりました。



先客に詰めていただいて、二席確保。


卓上の籠には箸置き。


とりあえず生ビールで乾杯です。


名物のたこ甘露煮はマストアイテム。


メニューから品定め。
できるだけ東京にはないものを頼むことにしました。


おでん鍋はグツグツと沸騰し、出汁が煮詰まって濁っています。
これがたこ梅流。


大阪らしい鯨すじひろうす
東京で言えばがんもどきです。
もっちりとした鯨すじの食感に、タナさんも感動です。


飲み物を切り替えます。


タナさんは目の前の籐巻タンポが気になって熱燗を頼みました。
錫のコップで。


私は芋焼酎のロック


野菜ふくろじゃがいも


かぼちゃや人参、しいたけなど色々入っているのがユニーク。
じゃがいもはホッコリ、モッチリとしていました。


おでんやお酒を頼む度に色のついた札が目の前に積まれていきます。
麻雀の点棒スタイル。


今月の季節ものからいわし団子
しっかりと味が滲みていました。


一方で、注文してから入れるタネもあります。
わかめしいたけです。


季節のタネのしいたけは、たっぷりと出汁を吸いこんでいるので、口中にじわっと旨味が広がります。


エンジンも暖まりました。
タナさんは飲み始めるとあまり召し上がりません。
同じ新梅田食道街にある、やはり大阪らしいバーに河岸を変えることにしました。





階段を上がって、更に天井が低い二階の梅田サンボアへ。
大阪のバー業界では超有名なサンボアグループのお店。


ドアを開けた途端、タナさんは気に入ったようです。


もちろんオーダーは名物のハイボール


グラスもウイスキーも炭酸も冷やしてあるので、氷なし。
これがサンボアスタイルです。


柔和で人当たりが良く、いつも笑顔の名物バーテンダー。
キタのサンボアから通算30年、梅田店では18年のベテランは75歳。
そうは見えない若々しさ。

「人生まだまだ半分ですね~」
と軽口を飛ばすのは、いかにも浪速のバーテンダー。
この狭いカウンターの中から、酔客たちの悲喜こもごもを温かい眼差しで見守って来たのです。

撮影・掲載許可済み

立ち飲みで二杯。
今度は少し落ち着いた渋い店にお連れすることにしました。



梅田の東、再開発が予定されテナントも全て引っ越したOSMビルに一軒だけポツンと残る店。


サントリーバーおくだ


大きな馬蹄型の見事なカウンター。
これがそっくり入る店が見つからないので立ち退けないのです。


何とも歴史を感じる雰囲気。
私の年代には堪らない店です。


この店ではジンソニックが定番。
ジントニックのアレンジカクテルとして誕生したと考えられています。
トニックウォーター独特の甘みを嫌って、ソーダをまぜることで辛口に仕上げた飲み物。


今日三度目の乾杯です。


そして、やはり定番のおつまみ、コンビーフ


トーストもつけてもらいます。


コンビーフにはマスタードとマヨネーズ、そしてポテサラ。
男子の夢が詰まったプレートです。


これをパンにのせて。
コンビーフを思いっきり丸齧りしたいという、「傷だらけの天使」世代の私には堪らないアテ。


初めてとは思えないほど意気投合し、仕事からプライベートまで話は尽きません。
やっぱり飲食の嗜好が近いというのは、人間関係で大事なことだなぁ、と改めて実感しました。
明日のお仕事に差し支えるといけないので、このあたりでお開き。
私の自宅の帰り道にあるタナさんのホテルまでご一緒し、東京での再会を約して別れました。



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