2014年1月18日土曜日

世界遺産を訪ねる広島の旅③ 宮島の歩き疲れを癒す夕食は広島お好み焼き。薬研堀の名店「八昌」でそば肉玉と生ビール

ほぼ半日宮島を散策し、広島に入りました。
宿で一服してから夕食へ。 

広電に乗って降りたのは銀山町
広島一の繁華街の入口です。


スマホのナビを頼りに向かったのは、広島お好み焼きの名店八昌
ガイドブックでも食べログでも高評価ですが、何より広島出身の部下も勧めているので間違いない定番の店。

途中飲み屋街を抜けると、風俗街に出くわしてちょっとびっくり。
東京で言えば池袋新宿吉原が合体したような不思議な街を抜けると、極めつけのヌード劇場の横がこのお店。
薬研堀という繁華街の一角にあります。

ざっとみて20人は並んでいるでしょう。
霙混じりの雨も降り出し、傘の無い私はダウンジャケットのフードを被って行列に並びます。


一時間待ってようやく私の順番が近づいて来ました。
すっかり身体は冷えていますが、お好み焼きですから生ビールが待ち遠しい。


暖簾の内側でいよいよ私の順番だな、と思いながら店内の壁を覗き見ますが、メニューが見当たりません。
「一品料理はあるのかな、せっかくだからいろいろ食べたいな」
と思いながら待ちました。

ようやく店内に招じ入れられ、入口近くのカウンターに着席。
なんと、メニューは卓上にありました。


何をおいても生ビール
冷えた身体に冷えたビール。
でもいいんです。
旨い。


この店はお好み焼きが出来るまで2、30分かかります。
その間が飲みタイム。
すじポンを。


牛すじポン酢がかかっています。
これだけなら大阪でもよく見かけますが、これに一味がたっぷりかかってピリ辛仕立て。
意外な味付けですが、これはこれで旨い。


一時間並んだので、ちょっと強欲になっています。
とんぺい焼き
これも広島らしい一品です。
想像以上に大きくて、キャベツもたっぷり添えられているので、お好み焼きのスペースが心配になりますが、構わず食べ進みます。


豚肉玉子小麦粉の生地だけのシンプルな料理。
お好み焼きのキャベツ抜きのようなものでしょうか。

カリッと焼けた豚肉半熟玉子のコラボに、私の空腹の胃は泣いて喜んでいます。


「ソースとマヨネーズもお使いください」
 と渡されました。


甘みのあるオタフクソース
マヨネーズも細く綺麗にかけて。


お酒は酎ハイにチェンジ。
ストレートで。


八昌流お好み焼きの制作工程。
まずは焼きそばをお湯をかけてほぐしながら炒めます。


塩胡椒で味を整えて一人前ごとに分けます。


一方で、別の鉄板では生地キャベツもやし豚肉をのせて、お好み焼き本体を制作。



焼きそばに程よく火が通ったところで、奥からお好み焼き本体が運ばれてきて、焼きそばに載せられます。
二つの部材が合体し、形が整えられます。


続いてが鉄板に次々と割られていきます。
全て双子。


その目玉焼きの上に、合体したそば入りお好み焼きを移設。


がまだ半熟状態のタイミングでひっくり返して仕上げです。
この半熟加減が、たまごフェチの私には堪りません。


順々にソースを塗り、青海苔が振りかけらていきます。
見事な連携プレー。


取り皿が出てきました。
オタフクのロゴ。


ドーン!
ボリューム満点のそば肉玉お好み焼き


定番の断面撮影。
完璧な仕上がり。


小さく切って取り皿に。
いただきます!


たっぷりのキャベツもやし
広島お好み焼きは小麦粉の生地と野菜の比率が大阪お好み焼きと全く違うので、炭水化物ダイエット中の私には有り難い。


酎ハイストレートをおかわり。


せっかくなのでいろんな変化をつけて食べ進みます。
おたふくソースをかけてみたり。


焼きそばの焦げた部分を食べてみたり。


ずいぶん長居したつもりでしたが、一時間強の滞在。
本場広島で名店の広島お好み焼きを食べて大満足、。

外に出れば再び霙混じりの雨。
コンビニで寝酒を買って帰ろう。



関連ランキング:お好み焼き | 胡町駅銀山町駅八丁堀駅

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八昌お好み焼き / 胡町駅銀山町駅八丁堀駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

世界遺産を訪ねる広島の旅② 宮島「牡蠣屋」で牡蠣尽くし。霊峰弥山に登山し、帰りは干潮の厳島神社の大鳥居に触る

厳島神社の優雅で華麗な建築を楽しんで、入江をゆっくりと散策しているうちに時計は13時。
ブランチの穴子飯も消化したようですので、そろそろランチへ。
狙いはもちろん牡蠣

訪れるお店は表参道商店街にある、その名も牡蠣屋
宮島牡蠣を焼いて四十年の職人が2008年9月に牡蠣だけを扱う専門料理屋としてオープンさせたそうです。


お店の前には牡蠣殻が山積み。
通りまで焼きがきの香ばしい匂いが漂っています。


ドアを開けると、入口脇で牡蠣を焼いています。


こちらは生牡蠣
鮮度が良いから生でも焼いても美味しいのです。


店内はこうした観光地には珍しいモダンな造り。


ガイドブックで見た牡蠣屋定食にしました。
メニューには載っていませんが、店員さんに確認。
いわゆる「全部入り」定食ですが、生がきだけは別。
そこで生がきは別注しました。


もちろんワイン
この店は品揃えが豊富で、グラスで飲めるのが有り難い。


どの牡蠣料理に合うか、細かく表示されています。
せっかくですから広島のワインを。
三次ワイナリートモエという銘柄。


華やかな花の香りが広がるシャープで程よい酸味の辛口。


まず焼きがきが出てきました。
これは牡蠣屋定食に含まれています。


素材ももちろんですが、火力の大きさが旨さの秘訣とか。


別注した生がき
鮮度の良い地御前産


白ワインと共に。
至福の時。


牡蠣屋定食
定番牡蠣料理のオンパレード。


かきめし
牡蠣の煮汁を使った炊き込みご飯。


別に仕上げた煮カキを後から添えるので、プリプリです。


牡蠣屋のオイル漬け
オイスターソースで炒めた牡蠣をグレープシードオイルに漬け込んだ濃厚な一品。
お持ち帰りの瓶詰めを売っていました。


定番のかきフライ


味噌汁お新香


味噌汁からまさかの牡蠣が現れて嬉しいサプライズ。


ゆったりと食事を楽しみ、大満足。
もう少し宮島を散策します。



関連ランキング:魚介・海鮮料理 | 広電宮島口駅


牡蠣屋魚介・海鮮料理 / 広電宮島口駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


千畳閣と呼ばれる豊国神社


秀吉の命によって造営が始まったのですが、秀吉の死後未完のまま現在に至っています。


見下ろせば先ほどお参りした厳島神社の本殿が見えます。


せっかく来たので霊峰弥山に登ってみることにしました。
宮島ロープウエーの下は、やはり世界遺産の原始林。


途中の榧谷(かやたに)駅でロープウエーを乗り換えて獅子岩展望台へ。


瀬戸内海の絶景が見渡せます。


獅子岩展望台から弥山山頂までは徒歩30分。
途中の弥山本堂


雪がちらつく天気でしたが、暑くて汗をかくほど。
ようやく山頂に着きました。
弥山山頂展望台からの360度のパノラマ。
頑張って登った甲斐がありました。




麓に降りてきてびっくり。
潮が引いて、大鳥居の足まで見えています。
皆降りてそばまで行っているようです。


私も降りてみました。


振り返れば社殿もこんな感じになっています。


下から見上げればすごい迫力。



実はこの大鳥居の根元は海底深く埋められているわけではなく、自分の重みだけで建っている
のです。
鳥居上部の島木は箱形の造りで、中にこぶし大の玉石約7トンを詰めて重しにしています。
また主 柱・袖柱あわせて安定感のある6本足とし、柱と屋根の交差する部分には特殊な造りのクサビがほどこされて、柱と屋根の動きやひずみなどを自然に吸収しているのです。
海底部分は松材の杭を打って地盤を強化したうえで、その上に布石を並べて基礎の代わりとしています。


大鳥居の高さは約16メートル、主柱の周囲は約10メートルもあり、しかもクスの自然木。
クスの木は、腐 りにくく虫に強いためです。


大鳥居に触ってみました。
フジツボには硬貨が。
観光客が記念に埋め込んで行くのですが、これは鳥居が傷むので、しないように。


次第に日暮れて来ました。
弥山に登ったお陰で厳島神社の二つの姿を見ることが出来ました。
そろそろ広島へ戻ります。

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