2015年4月21日火曜日

人気上昇中の天六「熊の焼鳥」に初訪問。親しみのもてる店主入魂の焼鳥と絶品鶏刺し、モダンなインテリアは女子好み

複数の友人からもたらされた情報です。
天六のレンガ通りに昨夏オープンした焼鳥屋がとても美味しいというのです。
ここにはスナックや中華、バーやラーメン屋など雑多な店が軒を連ねています。


普段の行動範囲からは少し外れているのでチェックが疎かになっていました。


熊の焼鳥
なんともユニークな名前です。


食べログでこの日の19時の予約を入れました。
10人座れるL字カウンターと、奥に6人ほど入れる小上がり。
モダンなインテリアや器への配慮は女子好みのお店。
日本橋の「伊勢廣」が考案した焼き鳥を串から外す道具「チキナー」が備えられているのも、女子にはポイントが高いでしょう。
オジサンの私のように串にかぶりつくわけにもいきませんから。

この日もカップルか女子ばかり。
「男一人ではアウェイになる」
と聞いていたので、今日は飲み友達のAちゃんに付き合ってもらいました。


卓上にセットされている名刺を手に取りました。
「焼鳥・鶏刺し25種・格闘技」とあります。
ん、格闘技?


店主が格闘技好きなのでしょうか。
マッチョな身体を見ると、格闘家なのかもしれないと思いました。


料理はおまかせのコースになっています。
私たちはおまかせ10串コースにしました。
「気愛を込めて焼きまっせ~」
と書いてあります。 更に、評判の鶏刺し12種盛も。
これは前日までに予約が必要な料理です。


お酒の品揃えも幅広く、興味津々。


とりあえずハートランド生ビールで乾杯。


まずは一品が突出しで出て来ました。
雲丹ムネ


大阪らしい味付海苔に巻いて。
いきなり美味しい。


鶏刺し用の薩摩醤油とごま油が出て来ました。


木目も鮮やかな桶に美しく盛り付けられて出て来ました。


鮮度の良さがわかる、素晴らしい色艶。


ハツやズリも複数の部位が供されています。
肝好きの私も大興奮。


食べるのが勿体無いくらいです。


まずはレバーから。
プロプリトロトロです。


甘めの薩摩醤油には生姜を入れて。
肝の部位と、それに何を合わせるかで悩むのも一興。


「焼物をお出ししていきます」
と寿司屋のような木の皿が目の前のカウンターに置かれました。


それに合わせてドリンクは泡にしました。


10串コースの最初はももねぎ


絶妙のレア加減。


次はすなずり


焼き加減、味は全て指定しなければ店主の熊さんのオススメです。
程よい塩加減。


丸ハツ


「チキナー」で串から抜いていきます。


ハツが大好物の私は、これがとても気に入りました。


とろ皮


弾力のある歯ごたえ。


お口直しは大根おろしとしば漬けです。


サラダも出て来ました。
小さく切ったトマトがかわいいアクセント。
Aちゃんが喜んでいます。
女子の心をがっちり掴む演出を心得ている熊さん、格闘家だとすればなかなかの寝業師です。


つくね


先から塩、タレ、タレと、一本の串で味が異なります。
これも憎い演出。
お口直しを境にタレに変わったようです。


魔王があったので、久し振りに飲むことにしました。
もちろんロックで。


ハラミ


しっかりとした歯ごたえです。
タレの味ともよく合っています。


とろ皮
去年福岡で食べた鶏皮焼が懐かしく思い出されます。


梅やげん
身が付いたなんこつに梅肉をのせたもの。
さっぱりした食味と歯ごたえのある食感のコントラストが面白い。


日本酒を飲みたくなりました。
熊さんに「キリッとしたものを」とおススメを伺い、出てきたのは長野県佐久市伴野酒造の澤の花辛口純米ひまり
綺麗な飲み口と華やかな香り。
キレキレのお酒です。
ライトですが、飲み過ぎには注意が必要。


そろそろ終盤です。
刺身でも出てきたハツ元


このコリコリプニュプニュした食感が、私がハツを好きな理由。


フィナレーレは手羽先


大きな手羽先は両手で持ってかぶりつきます。


痩せているのに大食いのAちゃんは〆モノを物色。
「まかない丼って何がのってるんですか?」
という彼女の問いに
「内緒です」
とニヤリと笑って答える茶目っ気たっぷりの熊さん。
「じゃあ、私はまかない丼をください」
「内緒って言うと、99%皆さん頼むんですよ」
と笑います。
焼き台に向かっている時は、焼鳥と真剣勝負ですが、そうでない時は実に気さくな接客です。
これも女子好みかも。
そのまかない丼は串が二本のっていました。


先程食べたハツ元。
きっと日によって焼鳥の種類が変わるのでしょう。


一方私はうにスープ茶漬けにしました。
一番最初に出てきた雲丹を出汁でのばして、それをお茶漬け仕立てにしているようです。


刻んだ生のささみがのっています。
出汁をかけることで、たたき風に軽く熱が通ります。


お出汁も美味しい。


最後は梅こぶ茶


デザートがついてきました。
雪見だいふくいちご


なかなか予約が取りにくいお店。
遅い時間まで満席です。

「予約のお客さんの分で仕込みがはけてしまうので、空席があっても遅い時間だと串が無い可能性があります」
と熊さんから聞きました。
確かに、この味、この値段、この雰囲気ですから、女性を中心に人気があるのも頷けます。
お会計を済ませ、店を後にしました。



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熊の焼鳥焼き鳥 / 天神橋筋六丁目駅天満駅扇町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

 

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