2012年6月28日木曜日

福島連荘。昭和レトロなオープンエアのおでん屋「花くじら」~つけ麺「烈志笑魚油 麺香房 三く」で締め

隣に座っているM部長から「ちょっと行きませんか」とお誘い。
珍しく仕事が早く終わり時刻は18時15分。
大阪はまだ太陽が高い位置にあります。
まるで昼酒を飲むような背徳感が堪りません。

向かった先は福島のおでん屋花くじら本店
行列のできる人気店ですが、まだ早い時間なので無事席を確保。



大きなステンレスのカウンターに嵌め込みのおでん鍋。


強い火力でグツグツと煮ています。
これが東京のおでんと異なる大阪の関東煮


とりあえずビール


がんもどき下さい」と言ってから大阪の人間ではないとバレたなと思いました。
関西ではひろうすと呼びます。
それと糸こんにゃくを注文。


オープンエアが丁度心地よい季節。
狭い店内は昭和レトロ感満載で吉田類がひょっこり顔を出しそうな世界です。


店名にもなっている花くじら。
クジラの尾の身の塩漬けを湯引きして冷水で締めたもの。
当地ではおばけとも言われます。
脂の乗った部位なので白い花のように見えます。


お酒は焼酎に変えました。
麦のロック。


定番の大根


手前の鍋からではなく、奥の鍋から出てきました。
煮崩れやすいものは別にしてあるようです。


しっかりと味が滲みて美味しい。
七味をあらかじめかけるのはこの店のお作法でしょうか。


焼酎もいつしか二本目。
隣のM部長の呂律も怪しくなってきました。

厚揚


スジ


えのきだけ
注文すると生を鍋に入れて煮ます。
出来たてに七味を振って出てきます。


関西支社での仕事の難しさや楽しさを赴任5ヶ月先輩の私から伝授。
着任1ヶ月にしてM部長も共感するところが大いにあったようです。

お会計は驚きの@2,000円。
私は彼を連れて仕上げにもう一軒行くことにしました。



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花くじら 本店おでん / 新福島駅福島駅中之島駅

夜総合点★★★☆☆ 3.3



福島で最も美味しく接客もいいラーメン屋だと私が思う烈志笑魚油 麺香房 三く
花くじらからは目と鼻の先。
行列の人気店ですが、うまい具合に待ち無しで入店できました。


再びビール
この店は麺が茹であがるまで時間がかかるので突き出しを肴にちょいと一杯。


すると突然ホール係の奥さんから
「サンキュータイムですのでデザートのサービスです!」
と店内のお客さん全員にデザートが配られました。
「感謝=サンキュー」にこだわるこの店では、洒落で毎時39分に店内にいたお客さんにはデザートのサービスをするのだそうです。
ラッキー!



壁に飾られた半纏。
従業員も皆これを着ています。
開店時間も閉店時間も39分と感謝に対する徹底ぶり。


注文したつけ麺全粒粉300gが登場しました。
極太麺なので茹で時間は15分強。


煮干しと節と豚骨の匂いが食欲をそそるつけ汁。
大葉が浮いています。


ふすまと呼ばれる小麦の皮を炒った粉がかかった特製の極太全粒粉麺



さっそく頂きます。


つけ汁にはチャーシューといったオーソドックスな具とは別に梅肉蓮根といったサプライズも。


食べていると奥さんから声がかかります。
「くすりはいかがですか?」
隣のM部長はきょとんとしていますが、この店に来たことのある私は納得して
「お願いします」
と返事。
するとくすり袋が出てきました。


種明かしはこういうこと。
堺市の有名なやまつ辻田特製の七味のことです。




つけ汁に振り入れました。


麺が食べ終わる頃にまた奥さんから声がかかります。
「おじやのようにしてご飯を召し上がってみてください」
もちろんご飯はサービスです。
ゆずの皮がのっています。


ご飯をつけ汁の残りに入れていただきます。


これは旨い!
これだけでも立派な料理になっています。
これで800円。


大満足の締め。
店を出ると昼間の暑さが嘘のような涼しさです。
私はM部長と別れ新福島から電車に乗って帰宅しました。



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